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Szentendre(センテンドレ)の街

我々のホリデーはたいてい一週間か、それ以上の滞在型。なので、途中で一度は滞在している街から出て、郊外の別の町まで出かけてみることがよくある。地元の人たちの乗る公共交通に乗って出かけるのは、なかなか「住んでいる感」で、楽しいもの。
今回は、ブダペストから北に25kmほど鉄道で出た、Szentendre(センテンドレ)の町に出かけた。
第一の目的は、この町からまた北西に3kmほど郊外に出た所にある、Skanzen(シュコンゼン)という屋外博物館。これは広大なパークに、ハンガリー各地から、18~20世紀初頭にかけての民家を移築して当時の内装を再現した、民族誌の博物館。
以前ウェールズのセント・フェイガンズ国立歴史博物館に写真旅行に出かけたことがあるが<ブログ7シリーズへのリンク>、今回もこの野外博物館はぜひ訪れてみたかった所の一つ。
Skanzen博物館自体のイメージは、次回より何シリーズかに渡って、また紹介予定なのだが、今回はまずSzentendre(センテンドレ)の町のイメージ。ガイドブックによると、セルビア系移民によって建造された、18世紀の町並みを残すこの町は、現在はアーティストやギャラリーの集まる町なのだとか。なにしろ、広大な野外博物館に向かう途中なので、残念ながら町は「駆け抜けた」だけで、ゆっくりはできなかったのだが、それでも「絵になる」街並みを、いくつかカメラに収めてきた。
Szentendre
中央広場に面した、Blagovestenska(ブラゴヴェシュテンスカ)教会が、この町のメイン・イメージ。
ハンガリーは主にカトリックの国なのだが、セルビア人はオーソドックス(正教)派。
なので、この町の教会もオーソドックス教会が大半で、この教会もそう。
私はオーソドックス教会の装飾が大好きなのだが・・・中を見る時間はなかった。

Szentendre
中央広場に向かう街並み。現在では土産物屋やカフェになっているようだが、
4月はまだ観光シーズンのとしては早いので、静かなもの。

Szentendre
少し角度を変えて・・・。

Szentendre
石畳と街並み。

Szentendre
窓や壁の装飾ディーティルが、チャーミング。
右に見えるのも、ギャラリーかミュージアムのよう。

Szentendre
古い町並みで、細い路地があちこちにある。

Szentendre
路地を見ると、ついつい引き寄せられてしまう(笑)。

Szentendre
その路地の間から覗く、また別の正教会。

Szentendre
町はほとんどすべて石畳が続いている。教会の裏手の階段も石畳。

School in Szentendre
18世紀の見事なドアの写真を撮っていたら、

School in Szentendre
小学校の建物だった。

Closed house - Szentendre
駅の近くの大きな屋敷は、しかし現在は廃屋。

Station kiosk - Szentendre
これは駅前の、八百屋さん。

この町だけでも、一日写真撮影をして、ギャラリーを覗いて、カフェでお茶をして・・・一日中分楽しめる。駆け足で通り過ぎたのがとても残念。(それでも、この町を「駆け抜けて」いたので・・・Skanzen博物館への午前中最後のバスを逃してしまって、45分近く歩く羽目になる。あ、この話はまた次回に・・・。)
またいつかブダペストに滞在する機会があったら、ぜひこの町にもゆっくり一泊してみたいもの。
この町へは、ブダペストのBatthyány tér駅から鉄道(HÉV)で40分。終点なので解りやすい。少なくとも30分に1本の便があって、時間帯によっては一時間4-5本出ているので、かなり便利な方。
この町の、インフォメーションサイト(英語)は<ここ

Train to Szentendre

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