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グッドデザインEXPO2011













2カ月かけてグッドデザインEXPO2011の第一審査突破。そしてビッグサイトにて出展することが出来ました。デザインは㈱サルカンの佐藤氏。プロディース、制作はヒズファクトリー。

素材
革:ナッパ(ミネルバボックスの薄いバージョン)イタリア製
裏地:コーマウェザー 日本製
ファスナー:YKKエクセラ

ブランド名:「CMONOI クモノイ」
http://www.cmonoi.com/



今後きっと良き仲間&ライバルとなる片岡さんの革でコーディネートした自転車。


横浜手縫い鞄 片岡

maware」「rhythm」ー自転車乗りのレザーブランドー

代表 片岡好博

maware」ギャラリー

〒231-0861

横浜市中区元町2-80

TEL/FAX  045-264-4337

E-mail info@maware.net

http://www.maware.net

http://www.rhythmbike.net















生活雑貨から、自転車、PC、電化製品、家、車、あるとあるゆるデザインのオンパレード。

鞄を超えたジャンルの世界に飛び込めて、とても刺激的な2カ月であった。

さらに最終審査の発表は9月14日。Gマークはとれるか?!
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隅田川花火大会 










いくつになっても、花火は最高!


みんな素敵な笑顔で嬉しい。


興奮さめやまず、宴会の続き~


今年は震災の関係で一ヵ月遅れの開催。自粛は人災。元気出しだして行こう!

8月末の隅田川花火大会は初めて。ちょっぴり涼しくて気持ちもいい。空気も澄んでいたのか、花火師の職人さんの気合いか、いつもより花火が盛大に、美しく思えた。
気がれない仲間、新しく仲良くさせてもらっている愉快な仲間達が集まり、一緒に花火をみてとても楽しい宴になった。今年は自分も初めてゆっくりと酒が飲めた気がする・・・

でも、本当に夏が終わってしまうと思うと、とてもさみしい・・・。
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第30回すみだ錦糸町河内音頭盆踊り大会


初めて河内音頭を踊った。

昔のソウルステップに似ている・・・

初めのころ自然とリズムに乗って、指パッチン系に。やばい、なんかヘン。。

どこからかいつの間にか、うちわを手にして、なんとかごまかしついていった・・・

慣れてきたころ終わっちゃった。でも初めての河内音頭、楽しかった~。

また来年も踊りたい。




フィナーレ。異常な盛り上がり。若い人もたくさん。


錦糸町の高速の下がこんなに盛り上がっていたなんて知りませんでした。


近所のカオサンも”いわき物産展” 完売!スタッフもみんないい笑顔!

イヤコラセ東京
錦糸町河内音頭開催情報

http://www.geocities.jp/iyakorase/
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Geffrye Museum (ジェフリー博物館)-2-

東ロンドン、HoxtonにあるGeffrye Museum (ジェフリー博物館)からの2回目。

今回は、引き続き18世紀後半のインテリアから。

Parlour, 1790
前回に引き続き、Parlour(パーラー)と呼ばれる部屋。 
一段と明るく部屋は彩られ、家具のデザインも軽やかになっていく。
この椅子は典型的なChippendale(チッペンデール)様式。
ロココと当時流行のシノワズリ(中国趣味)が合体したようなデザイン。
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Detail - Parlour, 1790
この可愛らしい壁紙は、1780年頃の壁紙のレプリカだそう。



Drawing room, 1830
これはもう19世紀にはいって、1830年のDrawing room (ドローイングルーム=居間)で、もっぱら女性が日常過ごす部屋。
語源はWithdrawing room(引きあげる部屋)で、17世紀上流階級の人々が
食後「引き上げる」部屋という意味合いで使われ始めたのが、中産階級の人々にも広まったのだとか。
インテリアや家具は再び重厚になってきて、ネオクラシカル様式がこの時代の流行。
この部屋の360℃ヴュー

Detail - Drawing room, 1830
壁にかかるのは、燭台の光を倍増させる、コンヴェクス(凸)ミラー。

Detail - Drawing room, 1830
チェス・テーブル。



London house 1880
19世紀後半、1880年の家の様子を解説するパネル。
部屋にはどんどん装飾が増えていって、また、カーテンやカヴァー類のソフト・ファーニッシィングが
ふんだんに使われるようになる。

Drawing room, 1870
1870年のドローイングルーム。
当時の人々は、日光が家具やファブリックを傷めるというので(実際、乾燥してシャープなイギリスの日差しは、あっという間に生地を色あせさせてしまう)、
常時レースカーテンを閉めていて、薄暗い中で暮らしていた。
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Drawing room, 1890
1890年のドローイングルーム。Aesthetic Movement (唯美主義)的インテリア。
唯美主義というのは、芸術を利益、あるいは道義的な目的から切り離して、純粋に「美」のためにあるもの、としたムーヴメント。
インテリア様式としては、上のいわゆる「ヴィクトリアン」の様式より、全体的に統一されたスタイルを作り出している・・・というのだが、現代人の感覚からするとこれでもかなり「ごった煮」だと思うんだけど・・・(笑)。
とはいうものの、この渋い色味のコンビネーションと、ゴシック・リヴァイヴァルスタイルは、私の最も好きな様式の一つ。

Drawing room, 1890
なので、ついつい写真が増える。

Detail - Drawing room, 1890
18世紀のシノワズリー(中国趣味)から、この19世紀末にはジャポニズム(日本趣味)に流行は移っていく。
日本画が当時のアール・ヌーヴォー(唯美主義の一部ともいえる)に与えた、影響はよく知られていると思う。
唯美主義で流行したのが、孔雀の羽のイメージと、ヒマワリ・・・なぜだか・・・。
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20th century house
20世紀に入っての、家の様子の解説パネル。もう現代人に親しみやすいものになってきている。
最大の変化は、電気が一般の家庭にも普及したことかもしれない。


Drawing room, 1910
1910年のドローイングルーム。
ウィリアム・モリスやアーツ・アンド・クラフト様式のインテリア。リバティーやティファニーの最盛期もこの頃。
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この次に、1935年のアールデコ風のリヴィングルーム(もうドローイングルームとは呼ばれなくなった)
の展示室があるのだが、ちょうどその前で小学校のクラスが「授業中」。
待ちきれなくて写真が撮れなかったが・・・<この部屋の360℃ヴュー
セントラル・ヒーティングが入って、暖炉はあるものの「飾り」的な存在になっていく。
そのほか蓄音機や電話など、当時のハイテク機材が家庭に導入された頃。



Living room, 1965
1965年のリヴィングルーム。<この部屋の360℃ヴュー
19xx年生まれの私としては、実に懐かしいスタイル。
団地生まれで、父親が今で言うところのインテリア・デザイナーだったので、まさしくこんな感じのインテリアで育った。
ここまではまだよかったのだが、その後一家で引っ越して、70年代トレンドの赤・オレンジとステンレススティールの、とんでもなく派手な家具の部屋で暮らす羽目に・・・(あ、もちろん両親の悪趣味 趣味)。結果、反動でモダン嫌いの、古物ゴス好きになってしまった(笑)。
さすがのジェフリー・ミュージアムにも70年代のインテリアがなかったので、参考までに父親の会社の70年代のカタログより抽出。
70's interior
目が痛いので、小さく載せる・・・。



このあと、1998年のロフトスタイルのアパートメント、の展示があるのだが、モダン嫌いなので撮影割愛。
というか・・・イケアの店を連想してください(笑)。
この部屋の360℃ヴュー


Geffrye museum
最後にミュージアムの外観をもう一枚。

Near Hoxton
ミュージアムを出たところの建物の壁の、古い広告。
やっぱり・・・古物好き^^。

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明日から、ノルマンディー旅行に出かけて、9月のはじめに帰ってきたら、即また、撮影の仕事が入っている。
なので、9月中頃まで、しばらく標本箱ブログは休暇中。
ノルマンディーの町やら、箱彫刻家ガブおじさんの作品・シャトーなど、写真も続々Up予定。 お楽しみに^^。 
See you next month!!


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Geffrye Museum (ジェフリー博物館)-1-

今回はまたロンドンのちょっとマイナーな博物館、Geffrye Museum (ジェフリー博物館)をフィーチャー。

家具とインテリア様式を時代ごとにサンプリング展示したこの博物館は、東ロンドンのHoxtonにあって、以前はなかなかアクセスしにくい立地だった。昨年東ロンドンを南北に繋ぐOver ground lineが開通して、このミュージアムのちょうど真裏がHoxton駅。断然アクセスしやすくなった。
インテリア・オタクのこととて、ずいぶん昔に見に来たことがあるのだが、久しぶりにまた訪れてみた。
Geffrye museum
ミュージアムの正面。
この建物はもともと鍛冶屋の協会長でロンドン市長も勤めた、
Sir Robert Geffrye(サー・ロバート・ジェフリー)が1714年に建造したalmshouse(アームスハウス)。


Geffrye museum
正面チャペル入り口の上に立つ、サー・ロバート・ジェフリーの彫像

アームスハウスというのは「貧救院」などと訳されているが、主にコミュニティーの高齢で貧しい人々を収容するための住宅。
写真正面の部分が付属チャぺルで、両サイドに棟割長屋状態に住居がつながっていたのが、現在は廊下で繋がれて、一つのミュージアムとなっている。
2002年に当時のアームスハウスの一室が再現されて、期間限定で公開されている。<案内はこのページ> 私が訪れた時は、残念ながら公開日ではなかった。

ここのミュージアムでは1600年から現在に至るまで、各時代の典型的な「中産階級」のインテリア・家具を部屋割りで展示している。
イギリスの中産階級が出現し始めたのが、この1600年ごろからで、いわゆる「市民階級」というのと同じような意味合い。
なにしろ、ドラスティカルな革命がなかったので、階級制度が明確に最近まで(いまでもかなり)残っているイギリスは、趣味やテイストも階級ごとに大きな違いがある。(階級に「上下」の意識はいまやなくて、並列する「趣味・価値観の違い」というニュアンス)
なので、典型的な時代の様式が一番解りやすいのが、「中産階級」ということになるのだろう。

Chairs
入り口を入ってすぐの部屋に、各時代の典型的な椅子が比較展示されている。

London House 1630
最初の17世紀部屋の展示の前に、イラストパネルで、家全体の様子が解説されている。
この解説パネルを、各時代ごとに見比べていくのも、なかなか面白い。

Hall, 1630
その、1630年の部屋で、Hall(ホール)と呼ばれるダイニングルーム兼応接室兼居間。

V&Aのブリティシュ・ギャラリーにもこの時代のとてもリアルな室内展示がある。
それやナショナルトラストなどの現実の「お屋敷」に比べると、壁の板張りパネルなど、新っぽい感じで重みがないのだけれど、実際当時の「新築」の頃は、こんな感じだったのだろうと想像。 サンプルとしては、とても解りやすい。
上のイラストでは、日本式で言うところの2階に位置することが多い。 17世紀から台頭してきた「中産市民階級」は、主に商人、製造業者なので、一階は商店であることが多い。
壁面パネル、家具ともにオーク材。イギリスで木材といえば、まずこのオーク材。ハード・ウッドで古くなると、石かと思うぐらいどんどん硬くなる。
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London House 1695
これのイラストパネルは、17世紀末、1695年。
ここでは商店ではなくて、住居専用。使用人の人々の空間は地下、
主人一家の空間は上階というような区分が明確になる。
窓も大きくなり、部屋全体が明るくペイントされるようになる。

Parlour, 1695
その、インテリア。ダイニング兼居間で、Parlour(パーラー)と呼ばれるようになった部屋。
この部屋の360℃ヴュー

Detail - Parlour, 1695
ラヴェンダーポット。 こういう小物を撮るのが好き^^。



Parlour, 1745
このパーラーはもう、18世紀の1745年。
部屋はあまり変わりはないけれど、椅子などの家具が曲線を帯びた、ソフトなデザインに変わっていっている。
フランスだとロココ様式の時代。イギリスではジョージアン・スタイルと称される。
ロイヤルな宮殿などは、こてこてのロココスタイルだった頃。
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Detail - Parlour, 1745
この頃には「お茶」を飲む習慣が、中産階級の人々にも広まってきた。

Ceramic figures
ロココ期のセラミックの置物。


次の18世紀末の部屋に移る前に、ちょうど最初の写真の正面に映っていた、チャペル部分を通り過ぎる。

Chapel

Chapel
18世紀建造の様式を保っている。

Sun room
ちょうどチャペルのあたりの裏側に、細長い廊下のようなサンルームがある。ほっこりする空間。


今回はここでちょっと一息。次回は続きの18世紀後半の部屋から。

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Geffrye Museum (ジェフリー博物館)

Kingsland Road, London, E2 8EA Tel: 020 7739 9893

開館: 火曜~土曜 10:00AM~5:00PM、  日曜・バンクホリディ 12:00~5:00PM
休館: 月曜(バンクホリディ以外)、グッドフライディ、クリスマス・ボクシングディ、ニューイヤーズディ
入場料: 大人 5ポンド、 16歳以下無料 (2011Aug現在)


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