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ブダペストの街-6- Párizsi Udvar(パリシィ・ウドゥヴァル)

Párizsi Udvar(パリシィ・ウドゥヴァル)、英語圏ガイドブックなら「Paris Cort(パリス・コート)」の名で知られているブダペスト、ペスト側のショッピング・アーケード。
1909年建造なのは、入口の表記からわかるのだが、Netで簡単にサーチしたかぎりでは、歴史背景等、詳細な情報は出てこなかった。 2009再版のガイドブックにはまだ「ショッピング・アーケード」として紹介されていたのだが、訪れてみるとショップはすべて閉店していた。
幸い通り抜けになっている入口・出口のシャッターは半開きになっているので、誰でも入ることができる。
私の知る限り・・・最も美しいアーケード。静かに、密やかに、眠りについている。
Párizsi Udvar
大通りのSzabad Sajtó utca側から入ったところの、6角形のホール。
天井は木彫のアラベスク模様。

Párizsi Udvar
L字型に右手に伸びている。

Párizsi Udvar
ここから天井はステンドグラスと化す。

Párizsi Udvar
まるで、ティファニーランプのような、天井部。

Párizsi Udvar

Párizsi Udvar
パネルの一枚一枚に装飾が施されている。

Párizsi Udvar
振り返ってみると、ウォーキング・ツアーと思しき人たちも、訪れている。

Párizsi Udvar
吹き抜けになっている2階部からの窓。典型的なネオ・ゴシック・スタイル。

Párizsi Udvar
2階部への階段。

Párizsi Udvar
上階はオフィスやアパートとして現在も使用されている。
時折、鍵を開けてエレベーターで上階に上がる人を見かける。
サーチしてみたら、上階のアパートメントの一室が、ホリデー・アパートとして貸し出されているのを見つけた。
ちなみに、鏡に映りこんでいるのはこの旅行中唯一の私の写真・・・2000枚以上撮っておきながら・・・!?

Párizsi Udvar
レトロなネオンサインに、入口のシャッターが映りこんでいる。

Párizsi Udvar
タイル・フロアーにシャッターの影。

Párizsi Udvar
大通り側の入口ファサード。

Párizsi Udvar
反対側の入口ファサード。ローマ数字表記、MCMIXで1909年ということ。
ローマ数字を読むのが得意な配偶者氏が、教えてくれた。

Párizsi Udvar
建物の外観ディティール。


外観上階部。


最上階のパネル。

Párizsi Udvar
彫像が見下ろす。

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このページ>でまだOpenしていた頃の内部を360度パノラマヴューできる。


下のGoogleサテライトマップを何度かダブルクリックすると、建物のサテライト全体像が見られる。


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次回はブダペストの街の彫像をテーマに・・・。

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