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Pollock’s Toy Museum (ポロックスおもちゃ博物館)-1-

あ、大丈夫です、カゼ治りました^^。
ホメオパスのDanaさん曰くに、一年に一度ぐらいは風邪を引いて、鼻水を出したりしてDetox(毒だし)する方が、健康的なのだとか。近年風邪など引いたことがなかったので、ちょうどいいDetoxだったかな、などと・・・。

今回はPollock’s Toy Museum ポロックスおもちゃ博物館)のイメージの第一回目。
以前、ベスネル・グリーンのV&A Museum of Childhood(V&Aこども博物館)のイメージを標本箱に詰め込んだことがあるが<このページから3回続く>、ここ、ポロックスおもちゃ博物館も、人形やミニチュアやおもちゃの博物館。
V&Aが国立博物館なのに対して、ここは民間の博物館。建物も、商店+住居、パブ+住居だった、隣り合わせの2軒の建物をぶち抜いて一つの博物館になっている。なので、小さな部屋が入り組んでいて、そこにびっしり展示物が詰め込まれている。
V&Aとはまた違った、不思議なイメージ。

Pollock’s Toy Museum
入り口を入ってすぐの、展示キャビネットの中のピエロの板人形達。ちょっと「邪悪」なご面相(笑)。

Pollock’s Toy Museum
もともと住居用だった狭い階段にも、びっしりと展示物。

Pollock’s Toy Museum
これは最初の展示室で、模型や機械仕掛け、光学おもちゃ中心にが展示されている。

Pollock’s Toy Museum
ブリキのおもちゃ。

Pollock’s Toy Museum
これは鉄道模型の一部。

Pollock’s Toy Museum
くるくる回転させると、シャボン玉を吹いている女の子の絵が、多面体の鏡に映り、
動いているように見える、アニメーションの初期の原理を使ったおもちゃ。

Pollock’s Toy Museum
これは、覗きからくり、か、幻灯機なのかな。

Pollock’s Toy Museum
Harlequinade(ハーレクィナーデ)の切り絵。
イタリア・ルーツなのだけれど、イギリスでは19世紀頃に人気のあった、パントマイムのドタバタ喜劇。
(1900年の同名のバレエもある)

Pollock’s Toy Museum
トイ・シアター。

と、いうのは、紙で作られたミニチュアのステージキット。
18世紀の後半から、舞台の人気の演目は、ミニチュアのステージキットとして、台本つきで販売されるようになった。
当時はテレビや映画などないので、このステージキットで家族で芝居を演じて楽しんんだもの。
もちろん、子供たちも演じるわけで、「知育玩具」としての役割も果たしていたのだとか。
ちなみに、このPollock'sの名前の由来となった、Benjamin Pollock(ベンジャミン・ポロック)氏は、このトイ・シアターの版元で、その最後の在庫を買い取ったMarguerite Fawdry(マーギュリット・フォードリー)という女性が、寄贈されたさまざまなおもちゃと、トイ・シアターを組み合わせて、この博物館を設立したという由来。
トイ・シアター自体は、テレビの普及とともに姿を消していくのだが、この博物館は今に引き継がれてきている。
詳しい英文の歴史解説は<このページ>。

Pollock’s Toy Museum

Pollock’s Toy Museum

Pollock’s Toy Museum
トイ・シアターの収蔵が多いのも、このポロック氏の関連から。

ちなみに、今でもこのトイ・シアターの復刻版は販売されていて<Web shopはここ>、
コベントガーデンのマーケットの中にショップもあるのだとか。
今度近くに行ったら、寄ってみようかな。

Pollock’s Toy Museum
これは、トイシアターではないのだが、やはり紙を切り抜いて3Dに作られた額。
ノアの箱舟のシーンだな。

Pollock’s Toy Museum
これもそう。「オーヴンのあるキッチン」というタイトルが、フランス語で入っている。

次回は、この博物館から人形達のイメージを。

Pollock’s Toy Museum (ポロックスおもちゃ博物館)

1 Scala Street London W1T 2HL
t 020 7636 3452 info@pollockstoymuseum.com

開館:月~土曜日 10:00AM~5:00PM (最終入場 4:30PM)、バンクホリデー休館。
入場料: 大人5ポンド、子供2ポンド (2011年8月現在)


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