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Parisの街-店・カフェ・ホテル

標本箱は、しつこくParisに戻ってきた(まだ、写真が残っている・・・ということで)。
今回はパリで見つけた店や、泊まったホテルのイメージ。


LIBRAIRIE DE NOBELE
泊まったホテルの近くサンジェルマンにある、古本屋さんLIBRAIRIE DE NOBELE
エコール・デ・ボザールやギャラリー街のエリアなので、この店も美術書に特化している。
ロンドンで留守番の配偶者氏に「ユトリロの美術書があれば買ってきて」と頼まれた。
Utrillo日本語でも英語でも「ユトリロ」で、ご当地パリでは「ユートーヨ(リにアクセント)」。
ちょっと通じさせるのにてこずったが・・・(笑)、
歩いていて偶然見つけたこのお店で、探し出してもらった。

LIBRAIRIE DE NOBELE
時代がかったインテリアが、とてもステキで、写真を撮らせてもらった。

LIBRAIRIE DE NOBELE
他にも興味津々の美術書がいろいろ・・・しかし、荷物が重くなるので自重。
(ミニ旅行なので、カメラ持参なのに手提げバッグで来てしまったのだ。)
配偶者氏を荷物持ちに同伴して来たときに、ぜひまた訪れたいもの。

LIBRAIRIE DE NOBELE
ロンドンでもこんな店を、以前よくCharing Cross界隈で見かけたものだが、
21世紀に入ってから、めっきり少なくなってしまった。

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Print shop - Rue Vivienne
ここは、パレ・ロワイヤルの北側、Rue Vivienneにあるプリント屋さん。
古地図に特化しているようだが、それ以外にも、博物学系や、建築など、
さまざまなジャンルのアンティーク、ヴィンテージ本から抜粋されたプリント挿絵が販売されている。
古本や、古い絵葉書も扱っている。

Webがないので情報が載せられないのだが・・・店名と住所は:
Livres & Papiers
6, rue Vivienne 75002 Paris

地図はここで、Jean Pearl Gaultierの店から、アーケードの入り口を隔てた隣。

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Print shop - Rue Vivienne
同行のDanaさんが、はまって、いろいろ買い込んでいた。
去年ノルマンディーで買った、古い絵葉書をまだ処理できていないので
(私の場合、写真レイヤーに使うのに、スキャンして後処理しておくのだった)、
今回は自重。

Print shop - Rue Vivienne
横のフォトジェニックなアーケード Gallerie Vivienne
(ここのイメージはまた、次回に)を歩いていて偶然見つけた。

Print shop - Rue Vivienne
お店の正面。そろそろ店じまいの時間で、オーナー氏が出てきたところ。

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La tuile a loup
食い物通り、ルー・ムフタール(Rue Mouffetard)の近く、
駅でいうとCensier-Daubenton(ソンシア・ドゥボントン)の近く、
パリで一番お気に入りの陶器屋、La tuile a loup
フランス各地のカントリーサイドから、ハンドメイドの陶芸器を集めてきている。
カントリー風でコミカルなデザインのものから、南仏風エレガントなものまで、さまざまなテイスト。
それでいて、どれも実際に使われることを前提とした「なじみやすさ」にあふれている。
コンテンポラリーでコンセプチュアルな、とんがったクラフトに走りがちなUKでは、
なかなかこういうテイストの器は見つけられない。

La tuile a loup
完成度の高いハンドメイドなので、お値段の方はけして安くはない。
Parisに行くたびに、小さなものを少しづつ買い足している。

From La tuile a loup
今回ここで買った、マーブル模様のボウルと、スパター模様の皿。

From La tuile a loup
両手付きのボウルは今回購入で、その下の皿は、2年前に購入。
どこかカントリースタイルの共通項のある器達は、
別々に買い揃えても、全体的にハーモニーを作り出してくれる。

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Cafe - Le Loir dans la Theiere, Marais
マレ地区にある、ここもお気に入りのカフェ、Le Loir dans la Theiere

Le Loir dans La Theiere
Open 月~金 11:30AM-7PM、土・日 10AM –7PM
3 rue de Rosiers, 75004 
最寄り駅:(St. Paul)サン・ポール

壁がポスターで覆われていて、どことなく学生街のボヘミアンな雰囲気の漂うカフェ。

Cafe - Le Loir dans la Theiere, Marais
ランチも美味しいけれど、ケーキ類が優れもの。
(パリ風の繊細な・・・というよりは、ちょっとカントリーのホームメイド風)
地元パリ人に人気だったところに、よく雑誌に載るのか、観光客も増加中。
なので、夕方行くとこんな風にごった返している。
穴場時間帯は2時~3時頃、この頃なら入り口近くのヴィンテージ革張ソファでまったり・・・
ということも、運がよければ可能(笑)。

Cafe - Le Loir dans la Theiere, Marais
遅々のランチで食べた、キノコのキッシュ。
美味しかったのに、お腹がすいていたので、
ゆっくり味わいもせず食べてしまった・・・残念。

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Citron Presse
これは、パリならどこのカフェでもある飲み物、シトロン・プレス。
でも、ロンドンではけしてないもの。
レモン何個かのジュースに、ジャグに水が付いてくる。
水と砂糖を適時、好きなように混ぜて飲む。
新鮮で、食べすぎ気味の胃袋をしゃきっと整えてくれる。
暖かい日はいつも、カフェではこれをオーダーする。

Steak tartare
もう一つ私のパリでの定番メニュー、タルタル・ステーキ。
これもパリのビストロなら、たいていやっている。
生ビーフを切り刻んで、タルタルソースと混ぜたもの。
ここに生卵の黄身が乗っていることもある。
タタール人を間に挟んで、韓国料理のユッケと、
どこか遠くで関連しているような気もしないではない。
生肉の方が、焼いた肉より消化しやすい。
純粋肉食人種の私の大好物。

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Hotel la Perle- Paris
今回泊まったホテル、Hotel la Perle
3ヶ月以上前から、レヴューサイトTripadvisorでサーチしていて見つけた。
評判がよくて、ロケーションが便利で、予算に合うところ、という要素で調べた。
今回は本当なら、サンジェルマンをはさんだセーヌ川サイドの、
ギャラリー街Rue de Seineの個展会場で撮影目的だったので、フル撮影機材を持ち込み予定。
なので、多少予算オーバーでも、ユーロスターの北駅から便利で、
ギャラリーにも近いこのホテルを選んだ。

Hotel la Perle- Paris
このホテルには、もう少し安くて狭い部屋もあったのだが、
これまた撮影機材を考えていたので、下から2番目のスペリアー・タイプの部屋にした。
それで、ダブルの部屋3泊で、税込み513ユーロ(£410)。
部屋の内装も雰囲気よかったし、窓が中庭に面しているので、
夜もパリど真ん中とは思えないぐらい静か。
ダブルなんだけれど、実際にはシングルを2つくっつけたベッドも、
友達同士で泊まるのには最適。
「ロマンティックじゃない」とレヴューに書いている人もいたけど、なーぜー?(笑)

Hotel la Perle- Paris
清潔で優れもののバスルーム。
木目調プリントのタイルで全体が覆われている。
このタイル、本当に木の質感に近づけてあって、温かみのある手触り。
はだしで、バスルームの床に立っても、ひんやりしない。

Hotel la Perle- Paris
大理石の洗面台。

朝食は別料金13ユーロ(£10)。
こじんまりしているけど、ハム・チーズ、フルーツ、パン食べ放題ビュッフェ形式。
朝は、肉類とフルーツをたっぷり食べると嬉しい人なので、
(そして、近所のカフェだとパン+お茶程度しかないので、)
私的には13ユーロの値打ち充分にあり。結果、3日ともホテルで朝食。

スタッフもみんな親切で、もちろん英語で問題なし。
また、ぜひ泊まりたいホテルのひとつ。


あー、このイキオイだと、パリの話が終わらないうちに、またしてもフランスはノルマンディー旅行に出てしまいそうなんだけど・・・。
いやいや、それでもまだ、パリ話続きます。次回は、フォトジェニックなアーケード、Gallerie Vivienneのイメージ。

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