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Town House (タウン・ハウス)

自分の住んでいるところが「西南の果て」なので、広大なロンドンを横切って、若い子に人気のトレンディ・エリア「東」へ行くことはほとんどなかったのだけれど、経緯あってSpitalfields Market(スピタルフィールズ・マーケット)近くのアンティーク・ショップ、Town House(タウン・ハウス)に、近頃よく訪れている。
18世紀の「タウン・ハウス(町屋)」を修復したアンティーク・ショップなのだけれど、アンティークのみならず、現代の陶芸家の作品を扱っていたり、裏の別棟の建物は企画展ギャラリーにもなっている。
地階にはキッチンの中に座って、お茶を飲む形式の、小さなカフェもある。
まるで、古風な家に住んでいる、知人宅にお邪魔しているような、錯覚に陥る和める場所。

その経緯というのは・・・、ここのオーナーのフィオナさん夫妻は、フランスのノルマンディーにも家を持っていて、エクシェのフランソワーズとも、20年来の友人。 彼女の紹介で、ペーターおじさんの箱彫刻を取り扱い始めた、ということ。
ペーターおじさんが、私のジュエリーと写真のことを、フィオナさんに紹介してくれていて、クリスマス・ギフト企画に私のジュエリーも入れてもらうことになった。
なので、11月中ごろからクリスマスの期限限定だけれど、このお店にもKotomiジュエリーが並ぶことに。
そして、まだ時期は未確定だが、来年にはペーターおじさんの個展も実現しそうな話の流れで、それもとても楽しみ。


Town House - Spitalfields
お店の入り口を入ったところ。
18世紀的な素朴さと、20世紀ヴィンテージ/絵画と、ハンドクラフトの組み合わせ。

Town House - Spitalfields
冬は2つある薪ストーブに火が入っていて、「お宅にお邪魔した」感をかもし出している。
裏口のドアを出ると、小さな中庭をはさんで、ギャラリーの方の建物の入り口に。
ドアの横の階段を下りるとカフェ・エリアに。

Town House - Spitalfields
入り口を見たところ。

Town House - Spitalfields
フィオナさんによると、アンティークより絵画の方がよく動くのだとか。

Town House - Spitalfields
奥の椅子に座るBJD・・・というか、アンティーク人体模型。

Town House - Spitalfields
その上にはCabinet of curiosities(キャビネット・オブ・キュリオシティーズ)^^、
は、近頃のアンティークのトレンドなのだけれど、
フィオナさんは以前からこの「昔の博物館のようなディスプレイ」が気に入っていて、
そうしたら「キャビネット・オブ・キュリオシティーズ」トレンドが、後から追いついてきたのだそう。

Town House - Spitalfields
ギャラリースペースにある方の「キャビネット」。
多分・・・、この中にKotomiジュエリーが並ぶ「予定」。

Town House - Spitalfields
この日は企画展が終わった翌週で、ギャラリースペースはまだ入れ替え「準備中」。
ここは、企画展以外でも、レクチャーやミーティングに貸し出されたりする。
天窓のある明るい部屋。
ちょうどペーターおじさんの箱彫刻の一つが展示されている。

Town House - Spitalfields
階段を下りた下のカフェ・エリア。
オランダで「ハンドメイド」されているという、レアもののエスプレッソ・マシーンが、
うまくアンティークに溶け込んでいる。

Town House - Spitalfields
オーヴンを入れた、元暖炉の周りには、
ヴィクトリアン期のジェリー型が並べられている。
左のベンチスペースが、お茶のお客さん用のコーナー。

Town House - Spitalfields
入り口すぐ右手の棚に並べられたアンティーク・ポットや皿は、残念ながらお店用。
カフェ自体は小さいのだけれど、ギャラリースペースでの
レクチャー+お茶等のイベントの折に、すべてのポット、皿を駆り出すそうなので。
でも「どうしても売ってくれ」と頼み込んだら、
売らないこともない・・・的な雰囲気だったけど(笑)。

Town House - Spitalfields
地下のキッチンの隣の、主に陶芸品が展示販売されている小部屋。
ここにもテーブルと椅子のセットがあって、そこもお茶のお客さん用。

Town House - Spitalfields
これはお店の正面で、

Town House - Spitalfields
隣の5aの入り口から入った、上階はセルフ・ケータリング(自炊式)の貸し家になっている。
これがまた、18世紀風でもあり、キッチンやバスはハイ・テクという、最高の組み合わせ。
3-4日から、1週間単位の短期貸しで、4人まで泊まれるので、
4人でセントラル・ロンドンのホテルに滞在することを考えると、安くさえある。
ここも、先日写真を撮らせてもらったところなので、またご紹介することに。

Fournier Street, London
お店のあるFournier Street(フォウニエ・ストリート)。
向かいはスピタルフィールドのランドマーク、クライスト・チャーチ

Fournier Street, London
そのフォウニエ・ストリートのストリートサイン。


Town House(タウン・ハウス)

5 Fournier Street, Spitalfields, London, E1 6QE
Tel: +44 20 7247 4745
オープン:火~土曜 11.30am – 6pm,
企画展期間中は、日曜 12 – 5pmもOpen。

地図:

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