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The Decorative Fair (デコラティヴ・フェア)2013春フェア

また、墓場写真はお休みして、今回はこの日曜日までBattersea Park(バタシー・パーク)で開催中の、The Decorative Fair (デコラティヴ・フェア)2013春フェアのイメージ。


Alex MacArthur Interiors
見事な蝶のディスプレイは、Alex MacArthur Interiors

Alex MacArthur InteriorsAlex MacArthur Interiors
Alexお得意の「華麗なるデカダンス」、今回は見事なフォックスド
(裏水銀張りのはげてきた)ミラーと、おなじみの蝶のディスプレイ。
ここのアイテムだけは、いつでも一体どこでどうやって入手されるのか、全く想像が付かない、
レアものが多数。


Alex MacArthur InteriorsAlex MacArthur Interiors
とりわけ目を引くのが、この2つの19世紀の薬壜。
現在だと・・・別の意味のドラッグになってしまうタイプの薬剤だそう。
(Danaさん曰くに・・・)
裏塗装がはがれてきている質感が絶妙。

Alex MacArthur Interiors
パーンの彫りの入ったUrn(壷)に、フォックスドの凸面鏡。

Alex MacArthur Interiors
ブースの側面に展示されていた時計。
来客で詳しく尋ねられなかったけれど、「文字盤の裏を、表にセッティングし直した」
というようなことを、ちらっと言っていた。
Alexの独創的な美意識。見た目、とてもとても、スチーム・パンク^^。

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Martin D Johnson Antiques Ltd.Martin D Johnson Antiques Ltd.
ここも毎回常連のディーラー、Martin D Johnson Antiques Ltd.
大型の棚に、びっしりの珊瑚とフランス本のディスプレイが見事で、写真を撮らせてもらった。
大型の家具や、石彫刻もののような、重厚・迫力のあるアイテムが得意。
この写真を撮る前にも、売れた巨大な石彫刻の頭が、
台車に載せられて搬出されていっていた。


Martin D Johnson Antiques Ltd.Martin D Johnson Antiques Ltd.
私がついつい撮ってしまうのは、小物ばかりだけだけれど・・・。


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Appley Hoare Antiques
フレンチテイストは、いつものAppley Hoare Antiques
今回キャビネットの中は駄菓子屋さん感覚。
アンティークの菓子紙箱と、蜂蜜が入っていた紙ポット。
ガラスジャーに入っているのは、現行品のお菓子で「食べても大丈夫よ。」だそう^^。

Appley Hoare Antiques
春フェアなので、シェルで春夏のイメージを演出。

Appley Hoare Antiques
春フェアでは、ガーデン・アンティークも色々出てくる。
いい感じに緑青のふいた、銅のじょうろ。
こっちをじっと見つめているのは・・・、

Appley Hoare Antiques
木彫にペイントされた、ライオン君。


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M.Charpentier Antiques
こちらも、フレンチ・テイストの、M.Charpentier Antiques
お母さんのマギーさん亡き後も、カミラさんと、お姉さんのチームで、商材も一段と充実。

M.Charpentier Antiques
美しい彫りのメダリオン・レリーフ。

M.Charpentier Antiques
鏡に映りこんでいるところを、撮ったけれど、
こういったアンティーク「博物学事典」の挿絵リーフの額装は、
いつでも、どのブースでも、人気のアイテム。


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Sue Norman - Blue and White Transferware
今回とりわけ目を引いたのが、青絵付け陶器の専門ディーラー、
Sue Norman- Blue and White Transferware
以前見かけたことがないと思ったら、毎回このフェアに参加しているのでなくて、
青絵のイメージにマッチした春フェアのみに、時々参加しているのだそう。
Transferwareなので、手描きではなく転写プリントのものなので、お値段も手ごろ。
青絵プリントは、他の様々なセラミックや、実際の料理とも相性がよくて、使いやすい。

Sue Norman - Blue and White Transferware
花鉢のカヴァーにもよく使われる青絵セラミック、装飾的であり実用的なアンティークス。
伝統的なのだけれど、コーディネーション次第でいろいろな表情を引き出せるアイテム。


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The Reclaimed Tile Company
ここも、初めて目にしたディーラーさん、The Reclaimed Tile Companyは、今回が初参加。
Reclaimed(リクレームド)というのは、建築・インテリア資材関連では、
Salvage(サルヴェージ)と似た意味合いで、「リサイクル」や「廃材再使用」ということ。
「廃材」といっても、現在では生産コストが合わないような、
高度な技法が使われているものや、「時間」しか作り出せない古びの質感が付加されているので、
それ自体がアンティークとしての価値を持っている。
ここは、床タイルが専門。

The Reclaimed Tile Company
主に、19世紀スペインのものなのだとか。
再使用材の場合、建築プロジェクトのサイズに、ストックが合致できるかも重要なポイント。
なので、パターンとともに、どれだけのストックを持っているかも表記されている。

The Reclaimed Tile Company
量の少ないタイルは、壁面装飾としてフレキシブルに活用される。

The Reclaimed Tile Company
小型のタイルがとてもチャーミング。

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今回の春フェアは2013年4月28日(日)までの開催。
次回の秋フェアは2013年10月1日~6日開催。

チケットを持たずに出かけると、(原則的に)入り口で£10をチャージされる。
しかし、入場料を払って入る人はまれで、<この頁>で登録すれば送られてくる、
入場無料E-メールをプリントアウトして持っていけば無料。
何枚でもプリントアウトして、持っていってかまわない。

the Decorative Fair
Battersea Park, London
late January, late April and early October.



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