やっと春めいてきたUK。この日は日本の某誌の特集記事のために、真知子姐さま、ダンナ様のMax氏ともども、コッツウォルズ、Cirencester(サイレンセスター)近郊の Max氏のお姉さんの家に撮影に向かった。
テーマは「カップルのファッション」ということで、レストラン風景やら、ハイキング風景・・・というイメージで色々なシーン設定がある。セントラルロンドンで、早いランチを食べて、そこでまず2人のレストランシーンを撮影。
それから、一路コッツウォルズへ向かってドライヴ。
天気に関しては、真知子姐さまも私も、強運の持ち主。
この日も午前中の通り雨を払拭して、ピーカン天気を呼びつける。
はるかかなたに見える、コッツの丘陵。これで即、ホリデー気分。
モーター・ウェイを下りて、どんどんローカルな道に入っていく。
通り過ぎる村々が、名だたる「蜂蜜色の(石でできた)村」で愛らしい。
確実に・・・夏によくドライヴしている、ノルマンディーより美しいぞ・・・。
まぁ、コッツは「イギリス愛らしい村」リストがあるとしたら、
多分上位大半を占めるのではないかという気がするので、<こんなです>
ここと比較したら、ノルマンディーがまったく気の毒というもの。
林を抜けて・・・、
Maxさんのお姉さんの家に到着。
真知子姐さま達は「お泊り」なので、まず荷物を下ろし・・・
しかし、ゆっくりはしていられない。
日が傾かないうちに、「コッツの町を散策」シーンの撮影に出動。
向かった先は、Cirencester(サイレンセスター)。
これは、StJohn Baptist Church(聖洗礼者ヨハネ教会)。
ここで・・・観光写真している場合ではなくて・・・、
店を覗き込んでいる場合でもなくて、
仕事、仕事。 ボツになった写真なので、小さい目にコラージュ。
真ん中の写真、2人はナイス・・・だったのに、道端のポールがどんと写っていた、残念。
(本版は、もっとステキな成功ショット満載!!)
右は、ひとたびお姉さんのお宅に戻って、「ご衣裳換え」。
お家の横に続く道でハイキングシーンの撮影。
このシーンでやっと、今日の仕事モードからは開放されて、
そのハイキング道からの眺めが絶景。
羊がまったり草を食べる。
新生児の子羊発見。
その絶景のコッツ丘陵を背景に、お姉さん、Serena(セリーナ)さんの庭。
手入れの行き届いた、ノット・ガーデン。
やはり、お宅拝見マニアの私としては、インテリア拝見はMustでしょう。
リヴィングルームのコージーな一角。
二階のゲスト・ルーム。
ベッドサイドには、庭から摘まれた小花のポージー。
窓からは、コッツ丘陵の眺め。
窓辺でティーパーティーのチビクマ達。
ピグレット嬢。
なんだか、とっても和んでしまった。
「泊まっていけばいいのに。」と言ってもらっていたのだけれど、その翌日しか、ジュセフィーヌのお店の(前回の標本箱の)商品撮影の、ポストプロセスを一気に仕上げる時間がとれない。
残念ながら、コッツ数時間で日帰りすることに。
ネットで帰りの列車を調べてもらって、それに合わせて、Maxさんに車で最寄のKembleの駅まで乗せていってもらう。
列車に乗り込んだら、約2時間でロンドン、Paddington(パディントン)駅に到着。あー楽しかったなー。
実は、今月の終わりに、今度は別件の雑誌と本の企画で、東京からやってくる由美さんの撮影仕事で、コッツウォルズに4日間出張予定が入っている。
この仕事は、もっともっと観光モード。街並みはもちろん、ホテルや、レストラン、アンティーク・ショップなど盛りだくさんの撮影。
私の中では、撮影=仕事/3割、「キレイ」の収集という趣味/7割 という気分的配分なので、仕事なんだけれどホリデー同様で、今からすでに楽しみにしている。
写真に嵌って、人生もっともっと楽しくなってきた(笑)
最後にオマケで、この6月号からクロワッサン・プレミアムで、毎月連載の始まった、真知子姐さまのロンドン・ファッション・ページの撮影を担当中。
第一回は、先日の鋤田さんの写真展とBowie展がテーマ。一年間連載なので、ぜひ見てみてください^^。
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